冬季特別トレーニング

今年の初めに戻るのですが、2月14日、15日の2日間にわたり

読売ジャイアンツ球場室内練習場で全日本大学野球連盟に所属する大学生を対象とした

「冬季特別トレーニング東日本2017」が行われました。

これは、巨人軍OBがコーチとして指導を行うもので

堀内も投手担当で練習に参加させて頂きました。


そこで、野球教室など短時間で指導する時に

堀内が心がけていることを聞いてみました。


堀内ーまず実際に投げさせて、最初にフォームをみるだろ。

それで、その選手の「いいところ(+)」「わるいところ(-)」を見極めるんだ。

そして、プラス・マイナスどちらが多いか比重を判断し

多い方を指導するようにしてるよ。

プラスが多ければ、そのプラス面を本人に自覚させ、より伸ばせるようにし

マイナスがあってもそこは指摘しない。

逆にマイナスが多い子は、マイナスがひとつでも減らせるように指導するんだ。


特に印象的だったのが、過去に肘などを故障した経験のある選手たち。

故障したところを自然とかばっているようなフォームが

堀内との練習を経て変化が・・・。


堀内ー怪我をするとどうしてもかばった投げ方になるよね。

そのフォームが、俺からしてみると怪我したところを

余計悪い影響を与える投げ方になっていることがある。

今回の練習でそこが治ってくれたらいいね。


堀内は今回に限らず、このような練習で指導する度に

肘を故障した選手がとても多いことを懸念しています。


堀内ー大学生は体が出来ているから、力で投げようとして

肘がトップの位置にこないまま投球するため肘を壊しやすい。

ボールは重いから、肘の使い方が悪く、力だけで投げようとするとすぐ故障するんだ。


今後、正しい肘の使い方など

このサイトでも堀内のワンポイントアドバイスが発信できるようにしたいと思っています。


みんな、怪我、故障をせず

それぞれのリーグで良い結果がより長く残せますように!


堀内 恒夫 Horiuchi Tsuneo

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